AI活用– tax –
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AI活用の全体設計 — 任せること、任せないこと
ここから最終部、AI活用の実務大全です。本書はここまで、各章の現場でAIを使ってきました。発信の下書き、分析、壁打ち、ロールプレイ。最終部では、それらを一つの設計思想にまとめ直します。というのも、AI活用で悩む方の相談は、たいてい「どのツールがいいか」から始まるのですが、本当に決めるべきことはその手前にあるからです。何を任せ、何を任せないか。この章では、ひとりビジネスのAI活用の全体地図を描き、線引きの基準、道具の選び方、お金の目安、そしてデータの扱いまで、運用の土台を固めます。 -
プロンプトの技術 — 壁打ち・生成・添削・分析の型
「AIを使ってみたけれど、当たり障りのない答えしか返ってこない」。よく聞く感想で、かつての私の感想でもあります。同じAIを使っているのに、返ってくるものの質が人によってまるで違う。その差は、才能でもITの知識でもなく、頼み方、つまりプロンプト(AIへの指示文)の技術です。この章では、本書のあちこちで使ってきたプロンプトの背後にある型を、壁打ち・生成・添削・分析の四つに整理してほどきます。読み終えると、これまでの章のプロンプト例が、暗記するものではなく、自分で組めるものに変わっているはずです。 -
シーン別AI実践レシピ
型を学んだら、次は日々の実践です。この章は、料理でいうレシピ集にあたります。ひとり経営者の営業まわりの仕事を、発信・資料・顧客理解・分析・事務の五つの場面に分け、私が実際に使っている手順とプロンプトを、そのまま並べました。最初から全部やる必要はありません。第32章の棚卸しで見つけた「いちばん詰まっている場面」のレシピから、一つ試してみてください。レシピどおりに一度つくり、二度目から自分の味に変えていく。料理と同じ上達の道が、ここでも使えます。 -
AIとの協働で「らしさ」を守る
第8部の締めくくりは、技術の話ではなく、いちばん大切な問いの話です。ここまで、下書きも分析も練習相手もAIに任せてきました。すると、どこかの時点で、こんな不安がよぎるはずです。「これは、まだ私の仕事なのだろうか」。私自身、AIを深く使い始めたころ、自分の書いた文章とAIの文章の境目が曖昧になっていく感覚に、戸惑った時期があります。この章では、AI時代に「らしさ」がなぜ効くのか、どう守るのか、そして最後に、半自動セールスがAIを使う本当の理由をお話しします。
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