検索の新常識:Googleだけじゃない時代へ
Web担当者フォーラムに、「Google検索一強時代がいよいよ終了? 『検索の新常識』とは【メディアリーチ調べ】」という記事が掲載されていました。
▶︎ https://webtan.impress.co.jp/n/2025/04/24/49058
この記事では、Google検索だけでなくSNSやAIなど、多様な情報収集手段が使われるようになってきた現状が紹介されています。
注目すべきはYouTube検索の台頭
私が特に注目したのは、Google検索が62.1%に対して、YouTube検索が53.8%と拮抗していた点です。
皆さんはYouTubeでそんなに検索していますか?
これまで私は、YouTube検索は「目的の動画を探す行動」と捉えていましたが、この数字からは、Googleと同じように情報収集手段として使っている人が多いことが分かります。
Web担当者はYouTube対策をしていますか?
例えば、弊社のブランド名「ねこすけ」でYouTube検索しても、上位に表示されるのは「ねこすけ【にゃんこ大戦争ゆっくり解説】」という人気チャンネル(登録者数約2万人)です。
もはや既存のチャンネルと正面から競うのは非現実的ですが、YouTubeの検索結果には「チャンネル」「ショート動画」「通常動画」が並列に表示され、特にショート動画の比率が非常に高いのが特徴です。
ショート動画ならハードルが低い
ショート動画であれば、撮影テクニックも長時間のシナリオ作成も必要ありません。
正直、Canvaがあれば誰でもサクッと作れます。
このようなWebコラムに連動させて、4枚程度のスライドを簡単なショート動画にしてアップするだけでも十分です。
ショート動画の基本
- 最長:3分(ただし1分以内が最適とされています)
- 形式:縦長または正方形の動画
- Instagramのリール動画とも互換性あり
- X(旧Twitter)にも共有しやすい
BtoBでもショート動画は活用できる
「今さら?」と思われるかもしれませんが、BtoBビジネスではXやInstagramの活用が難しいと感じ、試していない方も多いのではないでしょうか。
しかし、短い動画であれば、コンテンツ発信のハードルが一気に下がります。
AIでシナリオ生成 → 動画制作へ
ショート動画化には、4枚前後のスライドを前提にしたシナリオ構成が向いています。
ChatGPTなどの生成AIに
「下記の内容を15秒ずつのショート動画にするシナリオを作って」
と依頼すれば、コラムを即座に動画用の構成に変換してくれます。
あとは、背景・キャプション・メインキャラクターがあれば、簡単に動画が完成します。
まとめ:コラムをショート動画にしよう
ビジネスコラムをショート動画にすることで、検索対策と情報発信の幅が広がります。
BtoBでも動画の活用は現実的であり、AIとテンプレートを活用すれば誰でもすぐに取り組めます。
あなたのコンテンツも、ショート動画で検索に強くしてみませんか?