先日、地元の自治会向けにボランティアでAI講座を行いました。
「AIとは?」から始まり、テキスト生成、アイデア創出、画像加工、情報の要約、そしてAIとの対話による相談まで。ビジネス用途ではなく、日常生活の中でどうAIを使えるかを中心に紹介しました。
■ AIで日常をもっと楽しく
講座の中では、参加者の皆さんに実際の体験もしてもらいました。
たとえば、「ねこと私が写った写真から猫だけを切り出して、ポーズを変えてみる」という実演や、自治会のマスコットキャラクターをいろんなポーズのイラストに変換するなど、思わず笑顔になる瞬間がたくさんありました。



■ 出てきた質問:「AIが人間を超えるのでは?」
講座の後半では、参加者から
「AIが進化して仕事がなくなってしまうのでは?」
「AIが人間を攻撃しだすことはないの?」
といった素朴で率直な質問も飛び出しました。
関心の高さと同時に、AIに対する不安も感じ取れました。
■ 意外と知られていない“AIへのお願いの仕方”
AIを上手に使うコツとしてお話ししたのが、「AIに役割を与えること」。
たとえば、引きこもりの子どもに声をかけるとき、
「母親として」「先生として」「友達として」
とAIに役割を伝えるだけで、返ってくる答えがまったく変わります。
この話には多くの参加者が「なるほど!」と感心していました。
■ 一般向け講座で気づいたこと
これまで私は「マーケティング×AI」をテーマにしたビジネス向けの講座を多く行ってきました。
しかし今回、一般向けに生活の中でのAI活用をテーマにしたことで、“AIを身近に感じてもらうことの大切さ”を改めて実感しました。
■ スマホの次にくる生活インフラとしてのAI
パソコン、インターネット、そしてスマホの登場がライフスタイルを変えてきたように、AIもまた生活に深く入り込んでいくと感じます。
特に、スマホという基盤がすでに整っており、しかも多くのAIツールが無料で使えるという点が普及を後押ししています。
講座を通じて、「AIは遠い未来の技術ではなく、すでに生活の一部になりつつある」という実感を共有できた一日でした。