Dropbox Paper、OneNote、Googleドキュメントのどれが共有作業に向いている?

先日クライアントとのリモート打ち合わせで画面共有しながら課題の洗い出しの資料を共有した際、Dropbox Paperを利用しました。そのクライアントではよく使われているようでした。他のクライアントはGoogleシートやGoogleドキュメントを利用して情報共有することが多いのですが、Dropbox Paperは直感的で非常にわかりやすかったです。

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OneNoteの人気があまりないのはなぜ?

実はほぼ同じ機能がマイクロソフトのOneNoteで実現できます。
私は15年以上OneNoteを利用してきており、仕事でもプライベートでも欠かせないアプリとなっています。
ノートの共有機能もかなり前からあり、Dropbox Paperと同様のことはもちろん、履歴管理まで細かく行えます。
それにも関わらず、仕事でクライアントと共有ノートを使ったことは1度しかありませんでした。
OneNoteはページ単位での共有しかできないためページが多数になり、情報が分散してしまいます。
Dropbox Paperはペーパー単位で1つのページ保存され共有されるため管理もわかりやすいです。
あとはMacユーザーがマイクロソフトアカウントを持っていないことも多いのではと予想しています。

なぜGoogleシートではなくDropbox Paperがいいのか

テキストや画像のみでなく、タスク管理がしやすいのが共有ツールとして使いやすいからではと思います。
共同で仕事を進める場合、課題とその解決の管理が重要になります。
課題を一覧し、その課題関する様々なデータを添付し、階層表示して、課題の解決ステータスを残す。
そのような視点でGoogleのツールでは少し使いづらいといつも感じていました。その点Dropbox Paperはわかりやすいです。

それでも課題管理には足りないDropbox Paperの機能

それでも使っていて課題管理という視点ではいろいろと足りないと感じる機能が出てきます。

一つはフィルター機能です。
表計算で共有した場合はフィルター機能で完了済みタスクを非表示にできます。
Dropbox Paperではチェックはできてもその部分を非表示にする機能はありません。

また階層表示に関しても文章の段落がある程度で折りたたんだりレベルの低い情報を非表示にする機能はありません。
タスクが多くなってくると残りタスクを直感的に把握する必要がありますが、これができないのです。

資料を共有しての課題管理という視点でDropbox Paperを見ていますが、マニュアルなど共有資料としては現在の機能でも十分足りています。DropBoxも開発に力をいれているようなので、もしかしたら課題管理の視点がもう少し取り入られるかもしれません。期待して待っています。

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この記事を書いた人

株式会社ねこすけの代表をしています。
2005年に創業しWebマーケティングを実践するためのコンサルティング、サイト構築、サイト運用、システム開発を行っています。
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