以前はHTMLメールは表示に時間がかかったり、携帯電話で閲覧できなかったりしたためあまり使われてきませんでした。また、パソコンのメールソフトでもうまく表示できないケースが多いとのことでHTMLの制約が多く、記述が難しいとのことでさけれてきました。
現在はではスマホとWindows7以降のパソコンの普及、Macの利用者の普及、gmailなどWebメールの普及などによりHTMLメールに対しての抵抗はなくなりました。
それでも自分でHTMLをつくるとなるとかなり大変なものです。
公開されているテンプレートなどを使いそれをカスタマイズして使うのがいいでしょう。
テンプレートを選ぶ際はレスポンシブルデザインのものを選ぶとPCでもスマホで見やすいものが作れます。
最初は画像付きメールという位置づけでもいいです。
慣れてきたら購入、申し込みボタンを配置したり、LPやセールスレターのような長文の入ったものにしていきます。
最終的には送付先の見込み客の属性により個人別にボタンやリンクをつくり、ログインなしで購入の一歩手前まで誘導できるような仕組みにすると申込までのステップを最小限にすることができます。
その他に通常のテキストメールとの違いとしては開封率を把握があります。
画像やJavaScriptの一部をサーバーから呼び出させるようにして、その際にURLに送信者を特定できる暗号化したIDを入れておく仕組みです。
LPの代わりとして使われる場合は開封率をきちんと把握する必要があります。
また、HTMLメールではファーストビュー(開いた時に表示されるコンテンツ)を大切にする必要があります。PC、スマホとも何度もテスト配信を行い、続きのコンテンツが見たくなるかをテストします。
HTMLメールは通常のメール配信よりかなり手間がかかります。
ただ、LPが不要となるため、慣れてくるとキャンペーンなどでは非常に有効に機能するようになります。